卯月、うつうつ、うつつ、うつらうつら



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季節の好き嫌いが、年を経ると変わるらしい。

子どもの頃からそう遠くないむかしまでは、とにかく夏が好きだった。

今は、

忘れ形見のように、心を鎮めさせてくれる白いものを眺めたり

冷たいはりつめた空気の中に、ジンチョウゲが風の向きに漂ってふっと香りだしたり、

桜の幹の中で血流がどっどと脈打っているようなエネルギーの高まりの音を聴いたり、

・・そういうことのできる2月が少し好き。

中途半端で、もやもやとして、どちらともつかない3月は苦手。

で再び、昨年も書いた谷川俊太郎の詩、武満徹の作曲

「三月のうた」

わたしは花を捨てて行く、ものみな芽吹く三月に
わたしは道を捨てて行く 子等のかけだす三月に
わたしは愛だけを抱いてゆく
よろこびとおそれとおまえ
おまえの笑う三月に



と、この歌があるから三月が少し苦しいのね。

とにもかくにも、4月となりました。新しい新しい4月!
漠然とした茫洋とした4月。

桜狂想曲が終わったら若葉青葉の季節がやってくる。
それまでこの4月の中でうごうごと蠢くことにいたしましょう。


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by myway2015 | 2016-04-06 13:31 | Comments(0)

思いつきひとりごと


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