炭火・炭美

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外は雪
炭の熾った音、色、匂い、暖かさ、から離れられませんでした。

音は無かったはずなのに、釜に水を差すと、世界が静まり
その瞬間に、いままでわずかにわずかに、
決して賑やかでも華やかでもなく「音」があったことに気づき
黒と赤と灰色と白の色の見事さに見惚れ、
焼けることで凝縮した匂いは懐かしさを呼び起こし、
足裏から沁みとおってくるような温かさが体をゆるめる。


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# by myway2015 | 2016-11-25 13:47

秋の公園

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木立もブランコもメリーゴーランドも、ベンチもみんなみんな雨に濡れていた
・・という歌・・「雨の遊園地」があったけれど
ジャングルジムもお滑り台もみんなみんな赤と黄色と緑だった。

そしてもうひとつ、
こんな秋空の下の公園で
老いたピエロが出てくる
「公園の手品師」という歌を思い出した。
フランク永井や長谷川きよしの歌っているのが好き。
「雨の遊園地」もおしゃれなメロディと歌詞なので、長い間シャンソンかと
思っていたら、中村八大さん、「・手品師」も吉田正さんの曲だった。

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# by myway2015 | 2016-11-21 21:26

珈琲

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コーヒーについてくるミルク、プラスティック容器に入ってるポーションタイプはキライ。
ちゃんと小さなピッチャーに入れて出してくれると安心。
いいお店だなあ、と思う。

ピーナツがついてきて
タバコの匂いがして
かすかなBGMしかなくて
小声で会話する人々のいる
そんな古い喫茶店もまたホッとする。


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# by myway2015 | 2016-11-14 12:07

秋はストンと過ぎて

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さ、冬支度。
あたたかそうなキャメルのコート、タータンチェックのひざかけ、ふんわりミトン、
お日さまに干したふかふか布団、
薪ストーブを使える土地柄ではないからガスストーブを出してきて、
お皿も厚手の万古焼や備前、
湯豆腐用の土鍋も手近にね。

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# by myway2015 | 2016-10-31 14:45

声に憑りつかれ

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いくつめだろう?
六十の手ならひ

舞台の右側に居並ぶ地謡いの
それぞれの声が響き合ってひとつになり
宇宙をも包むかとも思える唱となる

ハーモニーの美しさとも
旋律の正しさとも
また、祈りともちがうのだ

ただ声が出ている快感!
纏まろうと響き合おうというあざとさでなく
しだいに自然発生してくるあの気はなんだろう

能が憑依の芸術なればこそ、
わたしも憑依されてしまったみたい
この齢にして



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# by myway2015 | 2016-10-26 14:29